フレンチラベンダーとも呼ばれます。古代ローマ人はこの植物を産する 島々をStoechades(ストエカデス)と呼んでいました。 ラベンダー精油ですが、ラベンダー・アングスティフォリアとは含有成分が大きく異なり、香りもラベンダ ー精油らしくありません。
香りの印象は、ツーンとしたカンファーの樟脳の香りが強く、ラベンダー特有の香りがしません。
香りの特徴は、印象的で刺激的,清涼感と甘さ、苦みがあります。私は先入観でラベンダーだから酸っぱさが感じれましたが、樟脳の苦味でした。
主な芳香分子は、ketonカンファー(15~30%)・フェンコン(40~50%)、mono-tanα-ピネン(2~10%)・カンフェン(2~10%)、oxide1,8シネオール、ester酢酸ボルニル。
カンファー:樟脳の香り/フェンコン:カンファー臭=樟脳の香り/カンフェン:弱い樟脳臭/α-ピネン:パイン様の香り/1,8シネオール:ユーカリ様の清々しい香り/酢酸ボルニル:松葉の爽やかな香り
こころには、気分転換に適した香りです。
トコジラミの蔓延が懸念されています。トコジラミにはカンファーが効果的との説もありますので、ローズマリー類やラベンダー・ストエカスなどカンファーを含む精油を試してみてはいかがでしょうか。