梅雨の季節は体もむくみがち。体が重く感じると動くのも億劫になり、体調が優れないような気分になってしまうことがあります。
そんなときに使っていただける、体も気持ちもシャキっとできるレシピです。

6月提案精油ブラックスプルースにアカマツ・ヨーロッパ、ペパーミント、シナモン・カッシア、レモンを配合

アロマテラピー座学で解説

モノテルペン炭化水素類を多く含む針葉樹には、固有作用として鬱滞除去作用があります。梅雨の鬱陶しい時期は、メンタル下り気味になってしまいます。むくみの元になる体液老廃物を除去するとともに、気分アゲアゲにするブラックスプルースとコルチゾンを出してストレスと戦うアカマツ・ヨーロッパ。
ペパーミントは、モノテルペンアルコール類のメントールを30～50%含み、清涼感を与えて局所の冷感作用、中枢神経鎮静作用、痙攣抑制作用、筋肉弛緩作用があります。筋肉の拘縮を抑えて、筋肉を弛緩し、リラックさせます。ケトン類のメントンを含み、胆汁分泌促進作用により体内から強壮します。
シナモン・カッシアは体内の血液の流れを良くして、カラダを強壮します。
レモンは、毛細血管を保護します。

【おまけ】
むくみで体液の血液やリンパ液の老廃物を除去には、モノテルペン炭化水素類の針葉樹系が良く、サイプレスやシダーが優れています。但し両方とも女性ホルモン様作用があるので、ホルモン系トラブル(乳腺症や子宮筋腫など)のお持ちの方は使うことができません。ジュニパーベリーはモノテルペン炭化水素類があり、固有作用で鬱滞除去がありますが、限定的です。
そのほかカタフレイ、カユプテ、ニアウリ・シネオール、マスティク・トゥリー、サンダルウッド、パチュリーなんかは、リンパ鬱滞除去や静脈鬱血除去に大変優れています。ブレンドする際には加えたいものです。
＊サンダルウッドとパチュリーには女性ホルモン様作用があるので、ホルモン系トラブルのお持ちの方には使用できません。

【公式】ナードジャパン公認　アロマスクールMAFAGEマフアージュ